手放すこと

nhkの安楽死のドキュメンタリーの再放送を見た。
ちょうど、友人の父が亡くなったこともあり、なんだか、妙な気分に。
番組の中で、もう最期を迎えようとしている女性が、死ぬのに良い日もないみたいなことをおっしゃってた。
確かに、その通りですよね。
ここまで生きれたら、死んでもいいとか、これをやったから、死んでもいい、この日だったら死んでもいい、そんなこと、ありえない。
きっと、死ぬときは、ただ、すべてを抱えて死ぬだけ。
最近、いろんなこを考える。
年齢も若くない。離婚もした。恋愛もする気が起きない。金もない。仕事もしたりしなかったり。
他人に、もしくは、自分が他人に、思いやりや優しさを与えることができるなんて、そんな、うぬぼれはもたないほうがいい。
人は一人で十分。強いも弱いもない。
何だか今日は首がいたい。首と言ってもうなじあたりの部分。なんかの病気？ストレス？
心身の調子が悪くて、安定しなくて、正直、去年はもたないと思っていた。
けど、まだ、生きてる。
でも、やっぱり、調子は良くない。  

この時期になると、なぜか変な人を見かけるようになる。
それか私がそういう人を引き寄せているのかもしれない。
よくいる定番の裸にトレンチコートを着ているような人は今はいないけど、なんかこう言動がちょっとという人いる。
まあ、他人のことはいえませんが。
もう12月か。
今年も終わった。
クリスマスなんてどうてもいい、正月もどうでもいい。

もう、死にたい。  

きっと、私はこの宇宙のただ中でまもなく死ぬ。幸福にはなれない。哲学者の中島義道の本に書いてあった。なんか、すごく不幸な本ばかりではあるけれど、妙に腑に落ちるところがあって同感するところも多かった。
はぁ、今のわたしはまさに、こういう本質な部分が必要なのだろうか。毎日苦しい。孤独、でもそれが、真実であり私であり。
甥に子供が生まれる。正直、どうでもいい、もう人の幸せを祈る余裕もない状態。でも、せめて、おばとしてお祝いはやらないと。うんざりです、何もかもに。アダルトチルドレンなのかもしれないし、もしくは、離婚が原因だったのか。もう、訳が分からない。  

新年気分はもう過ぎてしまった。今年の正月は最悪。足の甲にヒビが入り、今も痛い。ランニング中に転んでしまった。いいことがない最近のわたしの人生は。背中も痛いし、腰も痛いし、これって鬱の症状なのかな。なんだか、もう寝たきり状態。人は人生これからなんていうけれど、それは結局他人事だからいえることであって。いろんなことが面倒くさい。